夏の楽しみとして人気が高いのが、友人や家族と楽しむキャンプです。
キャンプの醍醐味といえば何といってもバーベキューですが、炭火で焼いた肉や野菜は格別の美味しさですね。
また屋外でのバーベキューは気分も盛り上がりますが、バーベキュー後の片付けは大変です。
特にバーベキュー網のこびりつきや油汚れを落とすのは一苦労です。
皆さんは網のお手入れをどのようにされていますか?
この記事では、網についたこびりつきを簡単に落とし、再び使えるようにする掃除方法と、保管の際のコツをご紹介します。
バーベキューのグリル網の掃除方法
バーべキューを楽しんだ後の片付けで一番面倒なのがグリル網の掃除です。
ここではこびり付いた焼け焦げや油を簡単に掃除する方法をご紹介します。
ガスレンジ用クリーナーと金属たわしを使う
多くの家庭で重宝されてるガスレンジ用のクリーナーですが、バーべキュー後のグリル網の掃除にもこれを使います。
使い方は簡単です。
使用後のグリル網にクリーナーをスプレーし、キッチンペーパーで押さえつけた後、20~30分ほど待つだけです。
その後、金属たわしでサッとこすると、焦げが驚くほど簡単に落ちます。
ワイヤーブラシなどによる網の痛みや変形が少ないため、長期間同じものを使い続けることができます。
重曹を使う
重曹はさまざまな掃除に大活躍する便利なアイテムです。
重曹を水に溶かした中にグリル網を浸すことで、油汚れや臭いを効果的に取り除くことができます。
ただし、グリル網を完全に浸すことができることが必要です。
たらいなど、網全体が浸る大きさの容器を用意してください。
バーベキューグリル網のお手入れ方法+α
バーベキューのグリル網のお手入れは、もう一手間かけるとさらにきれいになります。
ここではプラスアルファのオススメの方法やグッズ、アイデアをご紹介します。
複数のグリル網を使う
バーベキューで1枚の網だけを使い続けると、炭火の熱で中心部が錆びやすく消耗してきます。
そんな時、予備の網を用意しておくと、網が急に破損しても安心です。
また途中で網を交換することで、快適にバーベキューを楽しむことができます。
ほかにも複数の網を使うことで1枚の網が長持ちするというメリットもあります。
ガスバーナーを使う
ガスバーナーは、DIYでの加工や料理で食材に焼き色をつけたりするのに欠かせない道具です。
このガスバーナーをバーベキュー後の網の掃除に使います。
網にこびりついた食材の残りを燃やし切ることで、焦げを簡単に落とすことができます。
ガスバーナーがない場合は、網をアルミホイルで覆って炭の上で加熱する方法も効果的です。
大型クーラーボックスに浸す
通常、クーラーボックスは食材や飲み物を冷やすために使用しますが、これをバーベキューで汚れた網を浸すための容器として利用することができます。
さきほどご紹介した重曹を使った掃除に大型クーラーを使用します。
その際に、大きめのゴミ袋を内側に敷いてから使用します。
そうすることでクーラーボックスが直接汚れないのでおススメです。
バーベキューグリル網の上手な保管方法
きれいに掃除したグリル網は、次回のバーベキューですぐに使えるように適切に管理しておきたいものです。
一般的には、網に食用油を均等に塗ってから新聞紙で包み、その上でビニール袋に入れて密封します。
これにより錆びを防ぐことができます。
塗布用のブラシがなければ、キッチンペーパーに油を染み込ませて塗るのも一つの方法です。
次に使うときは、油を塗り直してから使用できます。
使い捨てバーベキューグリル網を利用
バーベキュー後の網の掃除が面倒であったり、たまにしかバーベキューをしない場合には、使い捨てのグリル網がとても便利です。
100円ショップで簡単に購入でき、さまざまなサイズがありますので、自分の用途に合わせて選べます。
これらの使い捨て網は、普通の肉や野菜を焼くのには十分ですが、重いものを載せる時には注意して使用することが大切です。
バーベキューグリル網のメンテナンスまとめ
アウトドアを趣味にしていて高品質のバーベキュー用具を使っている人たちにとって、網の掃除も楽しいことかもしれません。
でも、それにはやはり労力と時間が必要ですし、できればサッと済ませたいものです。
その点、使い捨ての網なら掃除の手間が省けて便利ですが、頻繁にバーベキューを行う場合にはコストもかかります。
コストを抑えつつグリル網をきれいにしたいという方には、今回ご紹介した掃除の方法を試してみる価値がありそうですね。
ご自身に適切な方法を見つけて、バーベキューをさらに楽しんでいただけたらと思います。