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お寺の正しい参拝の方法とマナーとは?お参りに適した時間帯や注意点は?

寺院 雑学
この記事は約4分で読めます。

お院を訪れる際に、正確な参拝方法や作法が分からないことに困惑することはありませんか?

神社との違いで戸惑うことも多いでしょう。

特に「拍手をすべきかどうか」で迷う方も多いですね。

そこで今回は、お寺での適切な参拝方法やマナー、おすすめの時間帯、役立つ持ち物について詳しく解説します。

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お寺の参拝方法

本堂に到着してからの参拝は、以下の手順に従って進めます。

お線香をあげない場合

1. 最初に一礼し、静かにお賽銭を入れます(鈴があれば軽く鳴らす)
2. 胸の前で手を合わせて祈ります
3. 祈りの後、再び一礼をします(拍手はしません)
4. 退出する際も、山門の外から本堂に向かって一礼します

お線香をあげる場合

香炉

1. お線香を静かに適切な場所に立てます
2. お線香を立てた後、一礼し、お賽銭を入れます(鈴があれば軽く鳴らす)
3. 胸の前で手を合わせて祈ります
4. 再び一礼をしてから退出します

参拝の手順

  1. お線香を供える
    新しい火を使い、お線香を手で静かに消すようにします。
  2. お賽銭を入れる
    静かにお賽銭を入れて、心を落ち着かせます。
  3. 祈り
    寺院では拍手を打たずに、静かに祈ります。
    一般的に唱える言葉は「南無阿弥陀仏」です。
  4. 退出時の一礼
    お寺を離れる際は、感謝の意を込めて一礼します。寺院での参拝は、静けさと落ち着きを保ちながら行うことが求められます。
  5. 拍手は避け、心静かに祈りを捧げることが大切です。

寺院での進み方:山門から本堂へ

ここまで参拝の基本的な流れについてご紹介しましたが、以下では本堂に至るまでの詳細な手順を具体的に説明します。

手順は以下の通りです。

1. 山門で一礼をする
2. 参道を進む
3. 手水舎で身を清める
4. 鐘楼がある場合は鐘をつく

以下でそれぞれの流れについてご紹介します。

1. 山門で一礼する

山門

山門は寺院の正式な入口で、神社の鳥居と同じ役割を果たします。

ここで一礼することで、心の欲望や怒り、愚かさなどを浄化する意味があります。

山門を通る際は敷居を跨いで男性は左足から、女性は右足から一歩目を踏み出します

帽子を着用している場合は、山門の前で脱ぐことをおすすめします。

2. 参道の左側を歩く

山門をくぐった後、本堂へと続く参道を通ります。

このとき、参道の左側をゆっくりと歩くのが一般的です。

3. 手水舎でお清めをする

手水舎

寺院においても手水舎での身の清めは大切です。手順は以下の通りです。

1. 右手で柄杓を持ち、左手を清めます。
2. 柄杓を左手に持ち替えて右手を清めます。
3. 再び右手で柄杓を持ち、左手に水を受けて口をすすぎます。柄杓に直接口をつけないようにします。
4. 柄杓を縦にして、柄杓内の残り水で柄杓を洗い、元の位置に戻します。

4. 鐘楼で鐘をつく

お寺の鐘

鐘楼が設置されている場合、一度だけ鐘を静かにつくことで、訪れたことをお伝えします。

ただし、鐘をつくことが禁止されている場合もあるので、事前に確認が必要です。

鐘をつく際は、「お参りに来たこと」を伝える挨拶の意味が込められています。

参拝を終えた後に鐘をつくのは避けるべきであり、参拝前に行うのがマナーです。

参拝に適した時間と知っておきたいマナー

お寺への参拝には、朝の時間帯が推奨されることが多いですが、必ずしも朝に行けるわけではありません。

多くの場合、神様は日没とともに退かれるとされるため、日没前に参拝を済ませることをおすすめします。

しかし、日没後にしか訪れられない場合でも、お寺は神聖な場所として守られているため、夜間の参拝も可能です。

ただ、寺院によっては、参拝の時間が決められており、山門が閉じられる場合があります

そのため、できる限り早朝や日没前に訪れることをお勧めします。

お院の参拝で知っておきたいマナー

  1. 拍手(かしわで)をしない
    お寺での参拝時には拍手を行うべきではありません。
    これは一般的に誤解されがちですが、お寺で手を合わせるときは静かに祈るのが正しい作法です。
    対照的に、神社では拍手が許されています。
  2. 手荷物を下ろす
    参拝の際は、手荷物を持った状態でお辞儀をするのではなく、地面に置いてから礼をするのが適切です。
  3. 敷居を越える際の注意
    山門や本堂の敷居は踏まずに越えるべきです。
    敷居には邪悪なものを防ぐ意味があり、尊重されるべきものです。
  4. 祈りの言葉は?
    祈る際の言葉は対象となる仏様によって、それぞれに異なります。
    例えば、阿弥陀如来には「南無阿弥陀仏」、観音菩薩には「南無観世音菩薩」と唱えます。
  5. 数珠の使い方
    数珠を使用する場合、数珠を持つときや合掌するときの使い方は宗派によって異なるため、適切な方法で使用することが大切です。
    例えば、真言宗では両手の中指に数珠をかけ、合掌します。数珠を持つときは、左手で親玉を上にして房を握るようにして持ちます。
    また浄土真宗本願寺派では、合掌した両手に親指と人差し指で数珠を挟み、房を下に垂らします。
  6. 宗派が違っても良い?
    異なる宗派のお寺での参拝も問題ありません
    お寺はどの宗派の人でも、その参拝意志を広く受け入れてくれます。

まとめ

お寺を参拝する際は、手順や作法を完璧にこなすことよりも、心からの敬意と誠実さが何よりも大切です。

間違いを恐れずに、心を込めて参拝を行いましょう。

この記事が参考になれば幸いです。